製本印刷の種類

製本方法にはいくつかの種類があります。本の綴じ方とは異なる、伝票ならではの製本方法もあります。伝票の製本には、天綴じ、左綴じ、右綴じなどの種類があります。これらの種類によって使い勝手も変わってきます。こちらでは主な製本の種類を、いくつかご紹介したいと思います。

針綴じミシン加工

針金を2箇所で綴じて、のり付けをした製本方法です。表紙がクロス(紙・布)で巻いてあるため、通常は針金が見えないようになっています。2枚複写伝票の場合、1枚目はそのまま残して、2枚目以降にミシン目を入れるのが一般的です。1枚目からミシン目を入れる事も可能です。

クロス巻き

上部、あるいは左にのり付けをして、クロスで巻いてある冊子の事です。針金は使われておらず、ミシン目も入っていません。必要な枚数に応じて、中身を1枚1枚剥がして使用します。社用伝票や領収書の製本に多く用いられている製本です。単式伝票の場合は、カーボンを敷くと複写伝票に早変わりしますので、針綴じ製本よりも加工費が安いというメリットがあります。

マーブル巻き

表紙に巻くクロスの主な色は、黒・茶・緑ですが、唐草模様のテープが使われる事もあります。それがマーブル巻き冊子となります。色だけではなく、テープの材質にも違いがあります。料金は、クロス巻きよりも安いのがメリットです。

セットのり製本

2枚複写、3枚複写のように、複写組ごとに分かれている製本です。3枚複写の場合は、3枚の紙がセットになっています。契約書や申込書、作業指示書で多く用いられる製本方法です。複写枚数が密着する、特殊なのりを使っているため、複写枚数がバラバラになる事はありません。必要な枚数だけを持参できるという手軽さが特徴です。

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